食品加工工場等の鮮度維持と作業環境を両立するには、一般の空調よりやや低い温度の10℃～25℃に適応する中温用エアコン、食品の一時保存場所など一定の温度管理が求められる場所には、冷蔵・冷凍ユニットや超冷凍ユニットが適しています。
※お問い合わせの際は「中温•低温パッケージについて」と本文に明記いただくと、ご案内がスムーズです。
冷蔵・冷凍ユニット
食品関連の冷蔵・冷凍ニーズに幅広く、
きめ細かに応える製品群です。
10℃~30℃
[産業用空調]
中温パッケージ
-35℃~20℃
[冷蔵・冷凍]
こんな用途にオススメです。
産地・農家・農協
出荷前の予冷や長期貯蔵
食品加工
食肉加工メーカー、
加工材料や加工品の一時保管
物流会社
クール宅配便デポ
流通・卸売市場
卸売市場の一時保管
消費地
スーパーマーケット、小売販売前の
ー時保管、青果、鮮魚、精肉の各店舗
危害の発生を未然に防ぐISO22000対応が決め手です。
ISO22000経過温度限界曲線ISO22000の重要管理点に基づいた監視・記録をサポートし、衛生安全面の高度管理を実現するリモコンを開発しました。温度表示・設定が0.5℃刻み（小形シリーズは1℃）のコントロールを実現し、食材や食品の鮮度を高品位に維持するISO22000対応のリモコンです。
中形シリーズ用
小形シリーズ用
食品の安全管理は、1955年に食品衛生法の改正で制定されたHACCPに基ずいた衛生管理が行われていましたが、平成17年にISO22000が規格化しました。当店の冷蔵・冷凍ユニットは、食品の安全に対応し、貢献します。
※お問い合わせの際は「冷蔵・冷凍ユニットについて」と本文に明記いただくと、ご案内がスムーズです。
庫内を広く利用できる一体形フラット形(スクロール圧縮機搭載)
R404A
配管工事が不要な天井置タイプ
リモコンスイッチ（標準装備）
高い信頼性
スクロール圧縮機は高圧チャンバー方式のためチャンバー内の油フォーミングが少なく、さらに差圧油面確保構造と差圧式給油方式で常に安定した給油が得られます。吸入口、吐出口に弁がないため弁割れ等のトラブルがなく、常に安定したガス量が得られます。スクロール圧縮部の高精度加工と表面処理により高圧損失を制御しました。振動低減により、パイプ折損などのガス漏れに対する信頼性を向上しました。
施工・サービス性の向上
冷蔵庫内からのメンテナンスが可能になりました。
制御機能が充実
外部信号による運転制御、送風機の風量切替え制御ができ制御機能が充実しました。
低振動
スクロール圧縮機は圧縮トルク（回す力）の変動が少ないため、運転時のパイプ振動を抑え、サイクル騒音を低減できます。
低騒音
スクロールの圧縮機には吐出弁がないため高温で耳ざわりな吐出弁の開閉音がありません。また、トルク変動が少なく、安定した回転が得られるので、ロータリ圧縮機比5dBの低騒音化を実現しました。
機種選定に関する
ご注意
米貯蔵の場合は、
0.5馬力（0.4kW）/坪で選定してください。
機種選定の目安
オフサイクルデフロスト方式
庫内温度 +5℃～+20℃
ホットガスデフロスト方式
庫内温度 ー5℃～+15℃
ホットガスデフロスト方式
庫内温度 ー25℃～ー5℃
●冷凍能力は外気温度３２℃に設定した場合の数値です。(※詳しくはハンドブックをご参照ください。)
●庫内高さ2.2m
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0.5～2坪までのプレハブ冷蔵・冷凍庫に適応（スクロール圧縮機搭載）
R404A
セパレート形R404Aシリーズ
●全機種スクロール圧縮機を搭載し、高い信頼性、低騒音、低振動実現。
●リモコンスイッチはR404A一体型冷凍・冷蔵ユニットと外観、操作性を統一。
●温度帯を一体型冷凍・冷蔵ユニットと合わせ、中温用は＋15℃で使用可能。
●制御機能を充実。
・外部入力信号（遠方発停機能、外部サーモスタット制御、外部手動除霜制御）
・外部出力信号（異常信号、警報信号）
●施工性の向上
・冷媒チャージレス
室外ユニットには工場出荷時にあらかじめ規定量の冷媒（R404A）を封入していますので、配管長10mまでは冷媒封入作業は不要です。
・ドレンホースを標準付属
ホースヒーター付きのドレンホース（TPH-1）を全機種に標準付属しました。
省スペースの
コンパクトタイプ
セパレートタイプの小形シリーズは、搬入や据付が容易な軽量コンパクトタイプなので省工事性にすぐれています。コンデンシングユニット（庫外）も設置面積の多くを必要としない省スペース設計です。
冷媒プレチャージで
簡単工事
冷媒は10m分プレチャージしているので、現地での冷媒チャージが不要です。工事時間の短縮と確実な作業が可能です。
冷蔵タイプを
高温（5～20℃）で使用
本体基板上のディップスイッチの設定により高温（5～20℃）で使用可能です。
施工情報
ドレン排水管の工事について
工事は下図を参照して行ってください。
（a）下り勾配にして排水がうまくいくようにしてください。
（b）外気や悪臭を庫内に入れないため、図のようなU字トラップ、またはエアカットバルブを設けてください。（冬期このトラップ内の水が凍結する恐れがある場合、この部分にドレンホースヒータを取付けてください。）
据付場所の選定基準
庫内で使用するユニットクーラと冷蔵庫の扉との距離は、できるだけ離してください。扉開閉時の外気を吸込み、冷却器への着霜が増し、能力低下やファン氷結の原因となります。また、サービススペースの確保にも注意してください。
機種選定に関する
ご注意
貯蔵品によっては腐食性ガスを発生するものもありますので、この場合は「防食仕様ユニット」をご利用ください。
小形プレハブ冷凍・冷蔵庫の設計、施工の省工事化を実現する構成機器
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