工場用、
その他設備用エアコン

工場では製造する製品や工場の目的によって空調システムが変わるため、条件に応じた空調機の選定が必要となります。
また、作業場以外の事務室や食堂などでは他の施設用途と同じエアコンを選定します。
テクノ菱和ではクリーンルーム(インダストリアルクリーンルーム、バイオロジカルクリーンルーム)、恒温恒湿室などの精密空調にも対応いたします。
その他、大規模空間、食品工場のHACCP対応空調などもご相談ください。

工場用エアコン

その工場の環境や広さ、どのような用途かによって設置する機種が変わってきます。
また、作業場、休憩室、事務室、食堂など様々なタイプのエアコンが必要です。

工場用エアコンの選び方

ポイント1

工場の環境や広さ、製造する製品や用途によって、設置する機種が変わるため、一番適しているエアコンを選定する必要があります。

ポイント2

工場内のどの部分にどのような空調条件が必要か、工場内に発熱体などが無いか等、空調に必要な条件を整理して適切な空調機を選定します。
また、広い工場内全体を冷やそうとすると相応の出力が必要となるため、空調範囲を限定した選定や、人に向けてスポットで送風するクーラーを利用するなど、状況に応じて適切な機器を組み合わせることが大切です。

各種作業に適した室内空気条件

各種作業に適した室内空気条件

クリーンルーム用エアコンの選び方

クリーンシステムは、施設用途や求められる清浄度により計画・設計が細かく異なります。その施設に必要な条件をリサーチしたうえで、最適な空調機を選定します。
クリーンルームはその用途によってインダストリアルクリーンルーム(ICR)やバイオロジカルクリーンルーム(BCR)などがあり、清浄度や温度条件が違ってくるので注意が必要です。
テクノ菱和では施工後の適切な運用方法指導など、ソフト/ハードの両面からクリーン環境を保つためのフォローも行っています。

インダストリアルクリーンルームの洗浄度例

インダストリアルクリーンルームの洗浄度例

バイオロジカルクリーンルームの洗浄度例

バイオロジカルクリーンルームの洗浄度例


恒温恒湿用エアコンの選び方

工場では、扱う製品によって製造工程中あるいは保管中に温湿度の変動が原因となって引き起こされる障害を防止するために、高精度な恒温恒湿技術が必要になる場合があります。
温度制御精度±1.0℃(時には±0.002℃(水晶温度計による指示値))、および、湿度制御精度相対湿度±5%(時には±0.1%)等の条件を満たすために必要な温度制御が可能な空調機を選定する必要があります。

システムフロー 実施例

システムフロー

詳細については運営会社の株式会社テクノ菱和のホームページをご覧ください。

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※お問い合わせの際は「工場用空調について」と本文に明記いただくと、ご案内がスムーズです。


製薬関連のお客様

クリーンルームの用途によっては、空気中に浮遊する塵埃を除去するほか、微生物やウイルスによる汚染を防ぐことが必要になります。この場合に用いられるのがバイオロジカル・クリーンシステムです。酵素フィルタで細菌類の進入を防ぎ、壁や床は消毒・滅菌できるように耐薬品性や耐腐食性のある部材を使用することもあります。
この技術は、医薬品製造工程、実験動物飼育室、病院の手術室などでは、早くから取り入れられてきました。近年では厚生労働省のGMP(医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)やGLP(医薬品の安全性に関する基準)によって、より高度な技術が要求されています。

医薬品GMP・バリデーション技術

GMP(Good Manufacturing Practice)は、アメリカ食品医薬品局が定めた医薬品等の製造品質管理基準で、各国がこれに準ずる基準を設けており、日本でも厚生労働大臣が定めた医薬品等の品質管理基準となっています。GMPにおいては「構造設備や手順、工程が期待される結果を与えることを検証」することが求められ、これをバリデーションと呼んでいます。医薬品製造を支援するシステムとして、クリーンシステムは、製造用水供給システムとともにバリデーションの対象となっています。設計の段階からGMPに対応した計画を立案し、スピーディーで適切なバリデーションの実施をサポートします。

医薬品製造業界向け中央監視システム  TEC BEAMS+P

その他の製薬業界向けソリューション技術

  • REAFS
    -ドラフトチャンバーの省エネシステム-
    ドラフトチャンバーのサッシ開度に連動して、排気風量を制御する変風量システムであるため、常に最大風量を廃棄している定風量システムと比較すると、年間約77%のエネルギーコスト低減が可能です。
  • FOTRAM(フォトラム)
    – 室内循環型ホルムアルデヒド
    酸化分解装置 –
    医薬品製造施設や実験動物飼育施設で燻蒸殺菌に用いられるホルムアルデヒドは、化学物質管理規制が厳しくなる中、燻蒸後には無害化処理して排出する必要性が高まっています。FOTRAM(フォトラム)は、活性の高い触媒により燻蒸後のホルムアルデヒドを常温で簡単に酸化分解し無害化します。
  • ION CUBE
    空気中の分子をバラバラに電離させてプラスイオンとマイナスイオンを作り、これを帯電した物体に当てることで電気的に中和させます。空気分子をバラバラにする方法として、コロナ放電というものがありますが、これは尖った電極に高電圧をかけて発行放電させ、それによってイオンを得るやり方です。この電極を並べたものを製品の上に置いて、イオンをシャワーのようにかけると、プラスに帯電した物体はマイナスイオンで、マイナスに帯電した物体はプラスイオンで中和されます。

低湿度技術

先端技術産業分野においては、湿度、気流、塵埃を対象にした制御とともに、超低湿度の環境下による生産活動の要求も高まっており、そのニーズに応える空調設備が求められています。とりわけ、高温多湿な気候条件にあるわが国において、湿度制御は長年のテーマでもありました。
湿度により引き起こされる種々の障害を防止し、製品の高品質化を図り品質を維持するためには、製造工程はもちろんのこと、製品管理、保管場所の湿度コント ロールが欠かせません。製品の求める最適な環境条件をつくり出す湿度制御の技術は、各種産業分野でますますその必要性が高まっています。
除湿システムの設計から施工、メンテナンスまで一貫して取り組み、お客様に満足いただける生産環境を提供します。

技術開発研究所超低湿度CR
技術開発研究所超低湿度CR

各種作業に適した室内空気条件

詳細については運営会社の株式会社テクノ菱和のホームページをご覧ください。

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